ジャンボこいのぼりの掲揚の仕方大公開!!
ブログを見ていただきありがとうございます!
早水君に続きまして私、渡邉和浩がジャンボこいのぼりはどうやってあげているの?ということをブログにてお伝えさせていただたいと思います!!
鯉のぼりとは…
まず鯉のぼりとは?ということで日本においても鯉の滝登りという立身出世を表現する言葉があります。
むかし、昔の中国の「後漢書」党「金固」伝(漢字見つけられませんでした??)故事からが由来だそうです。
中国の大きい川、黄河の上流にあるとされた龍門と呼ばれた滝を鯉が登り、登りきった鯉が龍となった神話から伝え広まり、鯉のぼりとなったそうです!!
鯉は丈夫で大きい体なので子供にもそうなってもらいたいことから縁起物として日本でも広まってますね!
ジャンボこいのぼりは平仮名表記の上、私たちJCI加須メンバーは敬意を込めて掲揚と表記させていただきます!!
大勢の皆様のご協力があってこそのジャンボこいのぼり
ジャンボこいのぼりを掲揚するには沢山の皆様のご協力をいただいております。私たちJCI加須メンバー、GWにも関わらず出勤してくれる行政の皆様、クレーン会社の皆様、人員整理、太鼓にて演出してくれる各団体の皆様。
そしてジャンボこいのぼりを楽しみにしてくれる市民の皆様のおかげでジャンボこいのぼりに携われているということを私たちメンバーは常に心に留めております(#^^#)
ジャンボこいのぼりの掲揚の仕方を大公開!!
ここからは手法をご説明します!!
4世だけじゃなく3世も並べます!!
まず土手にブルーシートを何十枚も広げます。広げたブルーシートの上に現在活躍しているジャンボこいのぼり4世、3世を並べて広げます。(薄い生地の為、砂利や木などによる破れを防ぐ為)
なぜ3世も?と思われるかもしれませんが4世が途中で破損したりした際、代打で3世に活躍してもらう為です。
まだまだ3世も頑張ってます!!
余談ですが私は2009年からジャンボこいのぼりに携わらせていただいております。
当時は痩せてました!!
ジャンボこいのぼりの口の中に!!
ジャンボこいのぼりをブルーシートの上に乗せたら、生地と生地が湿気により、柄をつけた塗料がくっついている為、口の中人間が入り、尾びれまで通ります。ジャンボこいのぼりの口いっぱいに風を吸い込んでお腹を膨らんでもらう為です。
ジャンボこいのぼりに口輪を装着!!
次は口輪をつけます。この口輪はアルミ製で重量は軽いけど、折れやすいのです><(鉄製にすれば?と思うかもしれませんが重いとこいのぼりが横向きにならないのです><)
ジャンボこいのぼりと口輪、口輪とクレーンを連結させていきますがバランスも並行になるように慎重に作業します!!
長い綱を口輪に繋いで…
続きまして口輪にとても長い綱を3本を繋いでいきます。風は一定の方向から吹くものではなく、上空では風向きがちょいちょい変わります。それをジャンボこいのぼりの口で受けてもらう為、操作できるようにする為です。
ここまでで準備完了です!!
文章だと簡単に思うかもしれませんがブルーシート、丸めたこいのぼりを広げる作業はとても重労働ですし、口輪をつける作業はとても慎重に行ってます(‘ω’)ノ
天気が心配!!
余談ですが私はこの時期になると天気予報はもちろん確認しますが風速も確認するようになりますwそしてジャンボこいのぼりが掲揚できるか不安になり、お腹がとても痛くなりますw(2013年頃もまだ痩せてましたので写真を置いておきます??)
今年はジャンボこいのぼりを掲揚するときに太鼓はないのかな?団体の皆様の協力により、太鼓の小気味の良いリズム、心臓まで響く振動に迎えてもらい、クレーンでジャンボこいのぼりを揚げていく瞬間が私は1番緊張しますし、戦陣太鼓の気分となりワクワクさせていただいております(#^^#)
(言葉は汚いのですが緊張で1番吐きそうにもなります(@_@;)
やさしく見守ってもらえたらうれしいです!
風が強すぎても、風の向きがクレーン方向でも、風が吹かなくてもジャンボこいのぼりは揚げることができません。見にこられた皆様は「まだ揚げないのかよ!」と一度は思ったことがあると思います!!全てジャンボこいのぼりの破損を防ぐ為なのです。この加須市の地域財産であるジャンボこいのぼりを守る為と優しい気持ちで見守っていただければ幸いです(#^^#)
最後に私たちの先輩たちでとても怖くて普段、涙や感情をあまりださない方がいました。その先輩たちがジャンボこいのぼりが破れたときに涙したのを今でも忘れることができません。
3年ぶりのこの伝統…そしてこれが最後。
JCI加須でずっと携わってきた伝統を守り、皆様の理解、協力をいただきコロナ禍により、久しぶりとなった今年こそは雄大な姿をお見せできるように頑張ってまいりますので宜しくお願い致します??
私ももうJCI加須を今年で卒業となり、ジャンボこいのぼりに触れられるのも最後となります。
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