2025年度テーマ
ごあいさつ
こんにちは。(一社)加須青年会議所のHPをご覧くださり、ありがとうございます。
ぜひ、今年度の理事長所信や、各委員会のご紹介をご覧くださいませ。
理事長所信
2025年度
第52代理事長
坂本 優太
勤務先:有限会社さかもと
【はじめに】
私は2019年、25歳の時にご縁をいただき、加須青年会議所の門を叩きました。入会以来、この青年会議所で得た出会いや経験に共通するものは情熱だと感じます。どんなに素晴らしい計画があっても、どんなに潤沢な予算があっても、どんなに多くの会員を抱えていても、そして、どんなに多くの機会や素晴らしいチャンスをいただいても、メンバー1人ひとりに情熱がなければ何も輝くことはなく、社会により良い影響を与えることもありません。情熱は注ぐものであり溢れるものだと考えます。そして、ともに未来を切り拓く1年を創り上げるために、その屋台骨を支えてくださる現役メンバーに伝えたい言葉があります。それが、この理事長所信です。まず、メンバーの皆様に聞かせてください。
答えは人それぞれ違うと思います。あなたが今思い浮かべたもの、それが青年会議所です。そして、その青年会議所に何かしらの価値を感じているからこそ、加須青年会議所で活動をしているはずです。私はこのメンバーのやりがいを最大化したいと考えております。なぜなら、メンバー同士の情熱が溢れかえった時に、この青年会議所は自分自身の成長のみならず、他人の人生、そしてこの地域を変える力があると確信しているからです。その中で、私自身も青年会議所で人生を変えられた1人です。誰しもがプライベートから仕事場まで自分の役目を持っております。その責任を果たしながら自分の枠や限界を超え、真剣に取り組んでいくからこそ、楽しみも、苦しみも、喜びも、悔しさも味わうことができます。青年会議所での成長を自分の成長に活かし、会社を発展させ、地域に還元していく。縁ある人の幸せを自分たちの手で生み出していく。世のため人のためが自分のためになるのだと信じて突き進んでいくことが必要です。我々が2023年の創立50周年記念式典で掲げた「光あふれる鮮やかな地域」を創るべく、加須青年会議所メンバーが起点となり加須市と市民を巻き込み、今ある現状や全ての出来事を千載一遇と捉え、「会員拡大」「多文化共生」「組織変革」の3本柱で加須青年会議所の運動を展開していきます。
本気ですれば なんでも面白い
本気でしていると 誰かが助けてくれる
【持続可能な会員拡大】
青年会議所は青年の学舎であり、青年会議所の各役職の任期は1年であります。常に新たな仲間と新たな挑戦に向かって力を注ぎ、1年また1年と積み重ねることで、さまざまな経験と財産となる人脈を築き、逞しい自分を創っていける魅力ある組織であります。その中で、意識変革をさせるための能動的な機会を提供するのがJCの使命です。そして、会員拡大こそがJC最大の意識変革の機会です。なぜなら、会員拡大はJCを語り、はじめはJCのことを全く知らなかった方や、まちづくりに関心のない方の心を揺さぶり、われわれの仲間になってもらう活動に他ならないからです。JCのことを知らない方にその魅力を伝え、その結果、入会の動機は何であれJCという組織に関わってみようという形で入会候補者の意識を変革させることが会員拡大の本質です。地域の未来を本気で考え、ともに行動する仲間を発掘することが本当の会員拡大運動です。「なぜ会員拡大が必要なのか」「なぜ会員拡大が1番大きな運動と言われているのか」をメンバー1人ひとりが理解しなければ会員拡大などできるはずがなく、JCを勧められた人にも何一つ伝わりません。会員数が伸び悩んでいる現状も千載一遇のチャンスと捉え、2025年度も会員拡大に力を入れ30 名を超えるLOMへと成長するため、メンバー全員の力を結集させ、目標人数を目指していきます。
【多文化共生の心を育むまちづくり】
加須―埼玉―関東―日本―世界
自分―家族―友人―恋人―仲間
全ては繋がっており、繋げているのは「人」です。私は人と地域が共感で繋がり、地域の課題をチャンスに変えることで未来は明るくなると信じております。われわれが住み暮らす加須市の人口も年々減少傾向にあり、現在は約11万人。その内の約3,000人が外国人になり、計算上50人に1人以上が外国人ということになります。外国人の増加が、労働人口不足の解消に繋がる反面、お互いの文化や慣習の違いによる摩擦によって戸惑いや不安を感じることも少なくありません。私の実体験でも多文化共生への実現がまだまだ難しい現状に遭遇したことがあります。それは、息子が肺炎を発症し入院する際に、個室が満室だったため、相部屋になる予定だったのですが、なかなか部屋が決まりませんでした。その理由は、外国人との相部屋を避けたいという利用者の声が複数あり病室の割り振り作業が渋滞していたためでした。そして、教育現場においても子ども同士のコミュニケーションをはじめ、保護者と先生方の対応においても多言語が求められており、外国人を見かけたり、接する機会が増えていく中で多文化共生への理解と必要性が高まっております。その一つの形としてラグビー日本代表の特集を目にした際に、国籍も文化も違う選手で構成された多様性豊かな日本代表が心をひとつに肩を組み国歌を歌い、日本を背負って戦う姿に多様性の可能性を大いに感じました。私の考える明るい豊かな社会は、地域に住まうすべての人々が笑顔で過ごすことができ、誰もが幸せに暮らせる社会です。そこには手を取り合うことができる地域の人たちの多文化共生への理解が必要不可欠です。多様な人たちが住み暮らす社会だからこそ、お互いに認め合い、尊重し合いながら共存していかなければならないのです。コロナ禍を乗り越えた今、再び人びとがまちづくりに参画できる環境の整備が求められております。あらゆる人の尊厳が守られる多文化共生の実現に向け、今この瞬間が動き出す千載一遇のチャンスと捉え、加須市の日本人と外国人が交流する事で多文化共生の楽しさを知り、多様性溢れる明るい豊かな加須市を創りだしていきます。
【輝き続ける組織】
この言葉は皆様もよく聞く言葉だと思います。そもそもルールとは何でしょうか。私は、「文書などの形で可視化され、組織内で共有されている決め事」と定義づけています。例えば、広い視点で見れば法律や条例、青年会議所という組織内に限って言えば定款や規定等がルールに該当します。それに加え、私がルールだと認識しているものが、「自分のルール」です。信念や倫理観と言い換えても良いですし、品格ある青年としてのモラル等もこれに含まれます。この組織のルールと自分のルール、これら2つに反するもの以外の決まり事のようなものは、ほとんどが慣例や固定観念です。メンバーの行動力を引き出し、組織として情熱的に成果を追い求めるためには、こういった固定観念は可能な限り捨てて柔軟な発想で物事を考えるべきです。何かを変える時、壊す時には勇気と覚悟が必要です。加須青年会議所の現役メンバーの平均年齢30代前半という若さを武器に、今こそが千載一遇のチャンスと捉え「昔は○○だったから」は禁句にして、青年会議所の理念や目的を実現するために、さまざま正しいと思ってきたことをやめる覚悟と変えてみる勇気を持ち、必要な会議運営、組織の在り方をともに模索し進んでいきましょう。
【最後に】
変化の激しい世の中を生き抜く中で、時代や潮流に乗るだけでなく、それらを創造しようとするのならば「変えるべきことが見えたらすぐに変えてもいい」と私は考えます。すなわち朝に出した指示を夕方には変えることを示す朝令暮改、いや、更にその上を行く朝令朝改ともいえるスピード感で動き続ける必要があります。この言葉だけを聞き取るとコロコロ指示が変わり周りを振り回すだけの悪い組織にも感じますが、それすらも受け入れ、変化対応できる組織がこれから先の未来には必ず必要になってくると感じております。誰かの正解を待つのではなく、各自が自分の目で本質を見ようとし、自分の頭で考え、それに基づいた言動、行動で未来を変えようとすることが必要であり、上意下達だけでうまくいくほど甘い時代ではありません。40歳までの限られた時間の中で過ごす青年会議所において、一番の失敗は「挑戦しないこと」です。未だかつて、この日本中で散歩の途中に富士山を登った者はいません。富士山を登った者は「日本一の山に登る!」と覚悟を決め、一歩一歩足を前に踏み出した者のみです。その者のみが日本一の頂きに辿り着けるのです。この青年会議所には自分の覚悟次第で多くの経験を積め、多彩な個性や多様な価値観に触れ合え、何事にも挑戦し続けられる機会が沢山あります。この千載一遇の大チャンスを決して逃さず、地域が抱える問題に決して背けず、失敗を恐れることなく尽力できる団体となり、全員が夢に向かって迷いなく突き進み未来を切り拓くリーダーになっていきましょう。手さぐりで行く勇気、未だ答えのない問いに立ち向かう勇気をもった人間たちだけが辿り着ける、頂への道が必ずあると信じ、1年間駆け抜けていくことをお約束いたします。
<運動方針>
【人間是宝】〜にんげんこれたから〜
人間は誰しもが無限の可能性を秘めた「宝」である。しかし、そのままでは光り輝くことはない。内在する資質に光を当て、ときに強く、ときに優しく磨き上げることによって「至宝」となる。
【今日学べ】〜こんにちまなべ〜
今日という日は人生で一度きり。人生はその1日を懸命に生きることの集積にほかならない。「今日のことは今日やり、勉強も仕事も明日に残さない」と強く自覚して生きる。 どうせやるなら日本一。
組織図
委員会のご紹介
総務委員会
委員長 栗原 光洋
まちづくり委員会
委員長 尾澤 友
会員拡大・アカデミー塾
塾長 下野 泰樹
出向者
公益社団法人 日本青年会議所
持続可能な国際開発委員会
委員 山下 雄希
公益社団法人 日本青年会議所
関東地区 埼玉ブロック協議会
アカデミー委員会
運営幹事 谷口 裕亮
過去の加須青年会議所について
団体名 | 一般社団法人加須青年会議所 |
住所 | 〒347-0011 埼玉県加須市北小浜1017-2 |
電話番号 | 0480-62-6129 ※電話に出ない場合には下記連絡先までご連絡ください。 080-9446-0017 事務局 井上 |
FAX番号 | 0480-62-6105 |
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